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「プロとアマチュアの垣根が低くなっている」。昨今様々な分野で指摘されていますが、 同人ゲームにおいてもそれは例外ではありません。 年に数回は同人ゲームサークルが商業化されるニュースを見ますし、 逆にプロのクリエイターが同人ゲームに参加する例も少なくありません。 とりわけTYPE-MOONの「月姫」、07th Expansionの「ひぐらしのなく頃に」の 商業展開は、業界を揺るがす事件として記憶されています。 こうしたことに創作意欲を刺激され、さらには制作ツールの発展もあって、 同人ノベルゲーム制作に挑戦しようとする個人やサークルは増えています。 そしてその中には、「できるならプロの舞台で……」と考える人も。 本書はシンプルに「プロを目指す」をテーマにした、自分なりの研究をまとめた1冊です。 過去作のヒット要因をはじめ、様々な物事について考察しています。 「ハウツー」ではないので、こうすればプロになれるなどという大それた内容ではありません。 (自分自身、自著のひとつも出していませんし) それでも、プロという単語に少しでも興味を持つ人の参考になる作りを心がけました。 男性・一般向けのみならず、女性向けもカバーしているのが本書の特長です。 別にプロには興味ないという方でも、せっかくゲームを作るからには ある程度は売りたい、できれば黒字を出したいと考えるはずです。 プロを目指すための研究とはつまり売れるための研究でもありますから、 そうした方にも多少はお役に立てるのではと思います。 筆者自身の苦い経験談も盛り込んでいるので、その方面でも参考になる、かも。 インタビューに女性向け同人ゲームとして史上最大のヒットを記録し、 様々なメディアミックス展開を果たしている「花帰葬」のHaccaWorks*。 デビュー作「Pure×Cure」がPS2に移植され、新作もリリースされた新進気鋭ブランド チュアブルソフトの前身サークルで、現在も同人活動を続けているTABLET。 ゲストコラムに独特の熱い文体を武器とするシナリオライター、 最近は商業シナリオも手がけられる半端マニアソフトの渡辺僚一氏、 そしてユーザーも制作者もみんなお世話になっている、同人ど〜らくのどつ氏。 本書の執筆にあたっては、以上のゲストに寄稿していただきました。 おかげさまでバラエティに富んだ誌面となっています。
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