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AVGレビュー > フリーAVG > 8月7日の雨宿り 作者サイト名:GARA-LAND作者サイトURL:http://homepage2.nifty.com/hiromotoh/ ―癒し系の白眉― フリーAVGにおいて、異色と呼ばれる作品はいくつかあるが、この8月7日の雨宿りは間違いなく極め付きの 異色作といえる。ストーリーは、バス停で雨宿りをしている3人の男女が1本だけ置かれている傘をどうするかで悩むという、たった それだけのもの。他の事件らしい事件はまったく起きない。終盤でどんでん返し、というものもない。会話主体の 文章で、ひたすらまったりと進行していく。 しかしそれが、驚くほど安らぎに満ちたプレイ感を提供してくれる。キャラクターはいずれもまるで嫌味がないし、 アナログ調のグラフィックも相まって、何ともほんのりとした、暖かい雰囲気がある。エンディングは意外にも 16通りと多く、何度も繰り返しプレイできるのも特徴。 本作は異色にして癒し系の白眉。重たい雰囲気、殺伐とした雰囲気に飽きた人にピッタリだ。同時に、大仰な 設定がなくてもノベルゲームは作れるという、制作者にとっていい見本となっている。 ●トップページへ |