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AVGレビュー > フリーAVG > 妖界学怨

作者サイト名:ゲルひみつ結社
作者サイトURL:http://oryu.g-7.ne.jp/

―嗚呼、懐かしのゲームブック―

 今の10代くらいの比較的若い人はゲームブックと聞いても首を傾げるかもしれない。簡単に言うと選択肢のある 読み物で、他にもステータスや武器などが設定されており、まさしくゲーム感覚で読み進められる形式の本のことだ。 80年代に隆盛を極め、90年代にはほとんど絶滅したが、21世紀になって少しづつ復刊している。

 妖界学怨はその、昔懐かしいゲームブック風の選択型アドベンチャーである。タイトル画面が実にそれっぽくて いい。主人公の学校が化け物の領域になってしまい、それを解決するために奔走するのがおおまかなストーリー。 特別目を引かれはしない陳腐なものだが、この作品はストーリーよりもゲームブックの雰囲気を味わうのが正しい 楽しみ方だ。たとえば戦闘後に「あなたは勝った」というような文章が出てくる。普通のノベルゲームでこんなのが 出てきたら失笑モノだが、この作品に限ってはこれでいいのである。

 基本的には謎解き、アイテム集め、怪物退治をしながら進んでいく。パートナーの生死などにより、エンディングが 複数に分かれるので何回も楽しめる。繰り返しプレイを快適にするためには、手元にメモを用意しておいたほうが いいだろう。難易度はそこそこ。

 淡白なテキスト、平坦な展開、しかし怖いグラフィック。細部に至るまでゲームブックの雰囲気に忠実なのが嬉しい。 目立たないが確かな良作。

火吹山の魔法使い
 ゲームブックの祖と呼ばれる作品です。

クイーンズブレイド「流浪の戦士レイナ」
 対戦型ゲームブック。あまりのエロさにファンが急増中らしいですよ。

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