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AVGレビュー > シェアAVG > ABYSS -殺人クラブ-(体験版) 作者サイト名:Festival作者サイトURL:http://festival-soft.com/ ―夢の対決、殺人者VS殺人集団― もっとも許されない犯罪行為である殺人、それが飽きることなくフィクションの中で使われるのは、やはりそこに カタルシスを得られるからだろう。いいことばかりでは物足りなくなるのが人間の本質だ。夜になると謎の集団「アビス」による殺人儀式が繰り広げられるという噂のある学校。これだけでもう好きな人には 堪えられないはずだ。この体験版では「アビス」にさらわれた少女と主人公の一人称が交互に入れ替わる構成に なっていて、あまりにも唐突に理不尽な状況に追い込まれ生贄とされた少女の恐怖感が確かに伝わってくる。 もっと追い詰められろとか思ってしまうのはたぶん不自然ではない。 主人公は幼い頃から殺人者としての教育を施されてきたという歪な存在。長じてからはいたって普通の生活を 送っている彼だが、ふとしたことから夜の学校に残ってしまい、偶然にも殺人儀式の現場を目撃してしまう。ここで 彼はクールに撤退を考えるのだが、よくある猪突猛進熱血型主人公でないことがわかって安心した。殺人者は やはりこうでなければ(?)いけない。 これで引き込まれない人がいるだろうかと思うほどの、卓越したシナリオ構築。他所の感想で「これほどの起は そうない」と評されていたが、強く同感する。殺人者と殺人集団の人外対決、早くその先を読みたいと思う。
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