

|
|
AVGレビュー > シェアAVG > アパシー 学校であった怖い話 〜Visual Novel Version〜 作者サイト名:七転び八転がり作者サイトURL:http://www.takiya.jp/78/ ―名作の復活― 筆者はノベルゲームのプレイ本数にはそれほど自信があるわけではない。名作と言われているゲームをいくつも プレイし損ねていると思う。が、これからどれだけの名作を体験したとしても、個人的ベスト3から永久に外れない だろう作品が、バンプレストから発売された学校であった怖い話だ。アパシー 学校であった怖い話 〜Visual Novel Version〜は、作者の飯島多紀哉氏が過去に出版して、現在は絶版の 学怖ノベライズをゲーム化したもの。つまり完全な新作ではないのだが、小説を読んだことがない人は多いと 思われるので(筆者もそう)、ファンにはたまらない1作であることは決定的だ。実際、累計で1万本近い注文が 集まったそうで、昔からのファンがいかにこのシリーズを待ち望んでいたかを示している。 読み始めて1分で「これだよこれ」と快哉を叫んだ。飯島氏の読みやすく、静かで、しかし徐々に恐怖度を増して くる文章はさすがの手腕だ。小説を単純にゲーム化しただけなので選択肢は皆無だし、システム的にも目立った ものはないが、古きよきサウンドノベルの雰囲気を味わえて、充分満足した。グロが満載で、コンシューマ版では 不可能という謳い文句にも偽りはない。そして話そのものよりも異常な6人の語り部たちに、新規のプレイヤーは 頭がグルグルするはずだ。これが学怖の学怖たるゆえんである。 ファンならニヤリとさせられること間違いなしの追加シナリオも入っているので(こちらは選択肢あり)、原作小説を 繰り返し読んだ人にも嬉しい作品。名実ともに、うみねこと並んで2007年の同人ノベルゲームの代表作だろう。 これで学怖を知った人には、比較的手に入れやすいスーパーファミコン版をお勧めしたい。50を超えるシナリオと キャラ立ちしまくりの語り部たちの虜になるはずだ。
●トップページへ |