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AVGレビュー > シェアAVG > アパシー ミッドナイト・コレクション Vol.2

作者サイト名:七転び八転がり
作者サイトURL:http://www.takiya.jp/78/

―今回はごくお手軽な作品集―

 ミッコレの第2弾が早くも登場した。今回は飯島氏ではなく、サブライターがメインとなって執筆しているのだが、 それを感じさせない自然なシナリオで安心できた。

 まずはファン待望、1995版としては完全新作となる「アパシー 学校であった怖い話1995 〜VNV〜 鬼哭ノ章」。 例によって6人の語り部たちが怖い話をしていき(風間除く)、7話目に何かが起こる……。異常性が際立っていた アパシー学怖に比べると、キャラデザ同様に幾分か作風が丸くなって、残酷表現も薄めだ。スーファミ版のような、 全体に漂う憎めなさが復活している。ラストは定番の範囲内であっさり気味。賛否が分かれそうだが、こういうのも 学怖らしいというべきか。ともあれ新作としては標準レベルで、目立つ不満のない出来だった。

 もうひとつはニンテンドーDSでも人気を博した「アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局」。オカルト研究部の面々が 不思議な事件の解明に挑んでいく。こちらは選択肢ありで、エンディングは合計10個。このサークルらしい多彩な 分岐が味わえる。DS版をプレイしていなくても支障はないのでご安心を。そして分岐のひとつから、ミニゲームの ダンジョンに移行できる。敵キャラがパラノイア(倉田)とかファット(細田)とか、いろいろひどくて笑えた。

 前作よりボリュームを押さえ、むやみに複雑な分岐もないので、手軽に楽しめると思う。レンタル家族と同様に、 アパシーシリーズの入門編としてよさそうな感じだ。ただ、学怖の真骨頂は延々とループできるシステムと膨大な 分岐にあるので、「1ルートのみの構成だった本作はまだまだ序の口にすぎないんだぜ」ということを、ファンとして 新規プレイヤーに主張したい。要は早くファイナルバージョンで本気の学怖を見せてください、ということで。
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